流鏑馬(やぶさめ)とは馬を駆って直線馬場鏑矢を以て射るの技術であって、その的は三個にして方板を用い的串に挟みて三か所に立て、一人にて各々三的を射る。
その起源は詳かではないが、古書には第二十九代欽明天皇の御代より始まると記せり。香椎宮でもこの流鏑馬は古くより執り行われており【香椎宮楼門前を射手三人が馬に乗り出発社殿でのお祓いの後、射手大将国家安泰、五穀豊穣の祈念を致し流鏑馬の射場(香椎宮グラウンド)に進む】これを馬場という。的は三本、射手三人、射手一人矢三本、三回の走馬です。所要時間は1時間です。