国重要文化財香椎宮本殿は令和五年に修理を終え一新。
同年、勅使御差遣の元、本殿遷宮の祭儀が斎行されました。
令和六年、香椎宮は創建1300年の節目を成し、
本年令和七年、新たに1301年目の門出を迎えます。
そして同七年、香椎宮では再び勅使御差遣の元、10年に一度の勅祭が斎行されます。
初詣は、新しい門出を迎える香椎宮へ。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
香椎宮では去る令和5年9月に国重要文化財香椎宮本殿保存修理工事が完了し、
同年勅使御差遣の元、11月28日に本殿へ御神座をお遷しする本殿遷宮「遷座の儀」が、
翌29日には畏き辺りより幣帛を奉る本殿遷宮「奉幣の儀」が斎行されました。
前回の本殿保存修理工事は平成6~7年度。28年ぶりの修理を終え御本殿は一新されました。
神亀元年(724)創建の香椎宮は昨年令和六年(2024)に1300年の節目を成し、
本年令和7年、新たに1301年目の門出を迎えます。
また同7年(2025)には再び勅使御差遣の元、10年に一度の勅祭が斎行されます。
令和七年正月。初詣は、新しい門出を迎える香椎宮へ。
皆様と御一緒に、本年が新しき良い一年となりますよう、謹んでお祈り申し上げます。
香椎宮は仲哀天皇神功皇后を主祭神として奉斎している社で、西紀二〇〇年神功皇后自ら仲哀天皇の神霊を祀り給うたのが起源で、次いで元正天皇の養老七年(七二四年)に、神功皇后をも併せ祭る為、現地に社殿を建立し、爾来、香椎廟として朝廷の尊崇は伊勢の神宮に次ぎ、国家の大事に際しては勅使奉幣があり、平時においても定期に或いは随時に勅祭がありました。
現代におきましても伊勢の神宮等十六社と共に勅祭社に勅定され、とりわけ九州では宇佐神宮と当宮のみで、地元福岡を始め、九州各地より広く尊崇を集めています。本宮の本殿は、入母屋造りと切妻造りの複合といわれる国内唯一の「香椎造り」といわれ、国の重要文化財に指定されておりますが、この度令和三年度より三カ年の事業計画のもと工事が行われ、令和五年夏に竣工し勅使を迎え、十一月二十八日に本殿遷座祭、そして二十九日に奉祝祭が二十九年ぶりに執り行われました。
また、これに伴い、令和七年の勅祭を迎えるにあたり、中門・回廊の塗装を令和六年初旬よりはじめております。
併せ、幣殿の屋根葺き替えと塗装工事を、令和八年五月より令和九年五月末まで行いたいと考えております。
どうか、来る令和七年に十年に一度の勅祭を盛大に斎行すべく、境内社の修理保全、境内の整備等を行い御社頭の尊厳護持、さらには悠遠の歴史を偲ぶと共に一層の御神威の発揚につとめたいと存じます。
ここに本事業の趣意を述べ、氏子崇敬者各位のあたたかいご理解をいただき、物心両面のご奉賛をたまわりますようお願い申し上げます。
香椎宮奉賛会会長 松尾 新吾
香椎宮宮司 足立 憲一
一、事業概要(総事業費 弐億円)
令和六年度~令和九年度
① 中門・回廊塗装工事(八千万円)
② 幣殿檜皮屋根葺替並びに塗装工事(一億円)
③御神輿展示庫(二千万円)
二、奉賛金の献納について
①社務所にご持参戴くか、社務所に御用意しております専用の振替用紙をご利用願います。
②令和七年度までに一万円以上の奉賛金をお納めの方は、令和七年勅祭の芳名版に御芳名致します。
また令和八年四月より奉賛金をお納めの方で一万円以上の方は令和十七年勅祭の芳名版に御芳名致します。
尚、いずれの時期におきましても、十万円以上をお納めの方は令和十七年の勅祭に御案内を申し上げます。
神話に始まる歴史と御皇室の御先祖をお祀りする格式に底支えされてきた、
「融和」と「平和」をもたらす夫婦の宮、香椎宮。
御一人でも勿論、御家族や御夫婦、パートナーと御一緒に是非御参拝下さい。
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